8/6  ニァゥンシュエ(インレー湖ボートトリップ)

インレー湖は、気持ちいいぞ!

7:30 インレー湖ツアーに出発。水路を通って、湖に出る。湖に出ると、そこには、誰が写真を撮っても名カメラマンになれるような景色が・・・。

    

    

5カ所を毎日順番に回って市が開かれる5Day Market。この日の市は、観光客があまり来ないローカルな場所に立つということで、船着き場から30分ほど歩いて見に行くことにする。船を下りると、そこは車のない世界交通機関は、牛車だけ。のどかな風景が広がる。


    

再び船に戻り、集落の間を通って、織物工場を目指す。絹織物だけでなく、蓮の葉からとった糸を使った織物もある

    

織物工場の次は、鍛冶屋さん。だんだん、工場見学ツアーのようになってきた。鍛冶屋さんって、歌では知ってるけど、実際に見るのは初めてだ。昔の日本でも、町の中に「トッテン カッテン」という音が響いてたんだろうな。
続いてはタバコ(葉巻)工場

  

これで、午前中の予定は終わり。湖畔のレストランで昼食の後、レストランの向かいに見えるインレー湖周辺最大の聖地「ファウンドーウーパゴダ」へ。お寺の前では、スピーカーからお経が流れ(それも、テープではなくナマ)、何か仏教のお寺というより、イスラム教のモスクに来たような感じだった。
本堂の真ん中に、
金のダルマのようなものが。お参りに来た人が、本尊の周りに金箔を張り付けていくため、こんな形になったのだとか。

  

続いては、銀細工工房和紙の傘工場へ。その後、船は湖から川に入り、どんどんさかのぼっていく。どこへ行くのかと思っていたら、おみやげ屋が並んだ川岸に船を着けた。「この近くに首長族がいる」とガイドさん。でも、首長族は何か見せ物のような気がして「見たくない」というと、ガイドさんは、今度は逆の方へ。すると参道のようなおみやげ物屋通りが見えてきた。その通りをしばらく行ってそこから横の方へ行くと・・数多くのストゥーパがインデインという遺跡だった。「アジアの黄昏」には、インレー湖と違うところに載っているので、まさかここまで来るとは思っていなかった。


この後は、本日最後の訪問地、楽しみにしていたJumping Cat Temple ことガーペー僧院へ。
寺に着いて中に入ると、一角に
寝とる寝とる!猫!!
ガイドさんが、偉そうなお坊さんにお願いすると、隅に座ってた若い坊さんが登場。いよいよ猫の輪くぐりの始まりだ。
まず、坊さんは餌をパラパラとまく。するとグデーッと寝ていた猫が別人(別猫?)のように起き出して、坊さんの周りへ。坊さんは餌を食べたがる猫の1匹を無理矢理捕まえて、輪を見せると・・・猫は「もう、しゃあないなあ」という感じで輪に向かってジャンプ。坊さんは、猫のジャンプの高さに合わせて、輪の高さを微妙に調節。見事な共同作業だ。

    

17:00 ツアーを終え、出発した船着き場に戻ってくる。
ガイドをしてくれた人は、本来はトレッキングのガイドをしている人。今日は仕事がないので付いてきてくれたらしい。ガイド料は、別にいらないと言ったけど悪いので5$渡した。
ボートチャーター料 10$
インレー湖 入域料 3$×2

インレー湖の真ん中を風を切って進むボートは、とても気持ちが良かった。いろんな所を回れて、大満足の1日だった。

本日の食事   朝食・・ゲストハウスで  モヒンガー
          昼食・・湖畔のレストランで  炒飯×2 カリフラワー炒め フレッシュジュース×2
                       カリフラワーが野性的で、コリコリしておいしかった。 計2700チャット
          夕食・・イタリア料理 サンフラワーで  スパゲッティ×2 ビール2本 5800チャット
                  今回の旅で食べた食事の中で一番のはずれ
                  手打ち麺が売りの店だが、やっぱりパスタはイタリアか日本(?)
旅の情報

この日のインレー湖ボートトリップも、次の日のカックー遺跡もリメンバー・インで手配した。5 Day Market の場所を調べて、どちらの日にインレー湖へ行ったらいいかもアドバイスしてくれた。
リメンバー・インは家族で経営している宿で、雰囲気も家族的でとても居心地が良かった。ツアーの手配もバッチリだった。また、朝食は、パン・モヒンガー・シャンヌードルの3種類から選べるというのもうれしかった。